第10回 アクセスアップ作戦

目  次:  1.アクセスアップするために
2.メール活用
3.メルマガ(メールマガジン)の発行
4.相互リンク

1.アクセスアップするために
  ホームページを開設したら、たくさんの人に見てもらえるよう宣伝をしましょう。ここで様々な宣伝方法をご紹介します。

印刷物にURLを載せる
   名刺、封筒、会社案内などの印刷物には必ずURLを記載しておきましょう。
   年賀状、暑中見舞いなど折に触れ、URLをアピールすることも忘れずに!

検索サイトに登録する
   印刷物やメールでURLをアピールする方法は、限られた範囲の人にしか行うことは
   できません。不特定多数の人にも見てもらうためには、検索サイトに登録する方法が
   あります。
   この方法については、「第9回 検索サイトに登録」を参考にしてください。

まめに情報更新をする
   ホームページは作成したら終りではなく、作成してからが始まりです。いつ見ても
   同じ内容で、情報更新をしていないホームページは誰も見てくれなくなります。
   ユーザーにとって有用な情報を定期的に載せるよう心掛けましょう。

2.メール活用
  まず、ホームページを開設したらユーザーや関係者に案内メールを送りましょう。ホームページはメールと組み合わせて使うととても有効な営業ツールとなります。

ホームページの来訪者を増やすには、前項で挙げたようにこまめに情報更新することが重要です。ところが、いくら情報更新しても黙っていたら誰も気付いてくれません。情報を更新したらその内容を知らせる同報メールを送りましょう。メールを見て興味を持った人はそのURLをクリックすることでしょう。ぜひ試してみてください。

メールを活用する上で覚えておくと便利な機能をご紹介します。

●署名にURLや更新情報を載せる
   メールには必ず署名を使いましょう。名前や会社名、メールアドレスなどの
   連絡先に加え、URLも記載しておきましょう。また、更新情報などを書き加え
   ておくのも1つの方法です。
   署名については、ワンポイント講座「第5回  メール入門」を参考にしてください。

●同報メールで同じ内容のメールを一斉送信する
   同じ内容のメールを複数の人に一斉に送信するときは細心の注意が必要です。
   メール作成時、「宛名」や「CC」に送信先アドレスを入力してしまうと、受信側
   からそのアドレスが全て見えてしまいます。一斉送信する場合には、宛先を
   「BCC」に入力しましょう。
   詳しくは、ワンポイント講座「第7回  同報メールの送り方」を参考にしてください。

メールはアクセスアップを図るだけでなく、見込み客を顧客へ、顧客をリピーターへと変える重要な要素になります。受注後のお礼・確認メールはもとより、注文以外の問い合わせにも素早く親切に対応しましょう。

3.メルマガ(メールマガジン)の発行
  メールマガジンとはあるテーマに沿った情報を登録ユーザーに定期的にメールで届ける電子新聞のようなものです。定期的に専門情報やキャンペーン情報を発信し、ホームページに誘導するには良い方法です。

 

メールマガジンは一方的な宣伝にならないよう気をつけましょう。購読者はそのテーマに興味があって登録するのですから、その期待に沿えるような情報を定期的に送り続けなけれなりません。計画的に発行するようにしましょう。

メールマガジンの配信システムを無料で提供しているサイトがありますのでご紹介します。

  ●まぐまぐ    メールマガジン27,000誌を発行しているサイト
  ●melma!   メールマガジンの他、メーリングリストのサービスもあります

ただし、メルマガ提供サイトを利用した場合、購読者のメールアドレスは提供サイトで管理しているため、発行者側では把握することができません。そのアドレスを元にアクションを起こそうという場合は、自前でメルマガを発行することをお勧めします。

メルマガの発行にはCGIのプログラムが必要です。CGIプログラムを作ることができない場合は、メルマガ発行機能を提供しているレンタル・サーバーを利用するという方法もあります。
参考に「メルマガ機能」を提供しているサーバーを紹介します。

  ●ファーストサーバー  ([機能]の「メーリングリスト」機能を利用する。)


4.相互リンク
  最後に、ホームページを多くの人に見てもらうためには、他のサイトから自社サイトへリンクを張ってもらうという方法があります。他のサイトからリンクを張ってもらえば、自社サイトへの入り口を増やすことになります。関連企業、関連業種サイト、検索サイトなど有効と思われるサイトにリンクしてもらうよう働きかけてみましょう。

検索サイトGoogle では、多くのサイト(特に有用なサイト)からリンクが張ってあるということが、検索結果の上位に表示される要素の1つになると言われています。また、自社のサイトから有用なサイトへリンクを張ればユーザーが便利になることにもなります。様々なサイトと相互的にリンクを張り、人の出入りの多い有意義なサイトになるよう心掛けましょう。

アクセスアップを図るためには、その他にもこんな方法があります。

  ●Yahoo! JAPAN の広告
  ●検索サイト「Google」のアドワーズ広告
  ●メルマガへの広告掲載 (例:メルマガ一括投稿(無料)宣伝ネット

アクセスアップ作戦は以上です。自分達で作ったホームページを大切に育てていきましょう。ホームページ運営上の疑問点、悩みなどありましたらお気軽にお問い合わせください。貴社のホームページが新しい出会いを生むことを祈っています。

 



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