第3回 サイトマップの登録
(サイトマップを作成し、Googleに送信する方法)


目  次:  1.サイトマップの作成
2.サイトマップのアップロード
3.Google Search Console の登録
4.サイトマップをGoogleに送信

1.サイトマップの作成
  検索ロボットは、リンクを辿ってページを検出します。サイトマップとは、サイト内のページをリストアップしたXML形式のファイルで、ページ構成を検索ロボットに伝えるためのものです。検索ロボットがこのファイルを認識すれば、それらのページを巡回することができます。

ホームページ作成ソフトにはサイトマップ作成機能があるものもありますが、ここでは、サイトマップの自動作成サイト(無料)を利用する方法を説明します。
  1. サイトマップ自動作成サイトにアクセス http://www.sitemapxml.jp/
  2. 自社サイトのURLを入力し、[サイトマップ作成]をクリック
  3. 作成されたサイトマップ名「sitemap.xml」をクリックし、ファイルをダウンロード
この操作により「sitemap.xml」ファイルがパソコンに保存されますが、同名ファイルが既に存在する場合は、「sitemap(1).xml」「sitemap(2).xml」というファイル名になります。サイトマップをサーバーにアップロードする際は、「sitemap.xml」というファイル名に変更して使いましょう。

2.サイトマップのアップロード
  次の手順で、作成したサイトマップ「sitemap.xml」をサーバーにアップロードします。
  1. 作成した「sitemap.xml」をローカル(パソコン)のルートディレクトリ にコピー
  2. ファイル転送ソフトを使い、「sitemap.xml」をサーバーにアップロード
※ルートディレクトリ: index.htmlが存在するフォルダ

これで、サイトマップをサーバーにアップロードすることができます。検索ロボットがサイトマップを辿りサイト内のページを巡回してくれます。

でも、このままでは検索ロボットがサイトマップの存在を知りません。Google Searh Console というサービスを利用すれば、検索ロボット(Googleクローラー)にサイトマップの存在を通知することができます。

Google Search Console に登録し、Googleにサイトマップの存在を通知しましょう。

3.Google Search Console の登録
  Google Search Condole(旧ウェブマスターツール)の詳しい説明は次回の講座に回し、ここでは、Google Search Console に登録し、ホームページの所有権を確認する方法を説明します。

  1. Google Search Console にアクセス https://www.google.com/webmasters/tools/
  2. [SEARCH CONSOLE に登録する]をクリックし、Googleアカウントでログイン
  3. サイトのURLを入力し[プロパティを追加]をクリック
  4. 所有権の確認画面で、「HTMLファイルのアップロード]をクリック
  5. ダウンロードしたファイルをサーバーのルートディレクトリにアップロード
※「Googleウェブマスターツール」が2015年5月名称を「Google Search Console」に変更しました。

Googleアカウントでログインする際、Googleアカウントを取得していない場合は、事前に取得しておきましょう。

4.サイトマップをGoogleに送信
  サーバーにアップロードしたサイトマップをGoogleに通知するため、Google Search Console を起動し、サイトマップを送信する方法を説明します。

  1. 左のサイドバーメニューから、「クロール」→「サイトマップ」を選択
  2. 画面右上の[サイトマップの追加/テスト]をクリック
  3. サイトマップのファイル名を入力し、[送信]をクリック
  4. 画面下に、登録したサイトマップが表示されます。
これで、Googleにサイトマップの存在を通知することができました。この後は、Google Search Console を利用して、サイトの状況を確認しましょう。お疲れ様でした!




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