第6回 Googleアナリティクスの導入
(Googleアナリティクスの導入方法をご紹介します)


目  次:  1.Googleアナリティクスの登録
2.トラッキングコードの設置
3.デフォルトページの設定
4.自分のアクセスを除外する

1.Googleアナリティクスの登録
  Googleアナリティクスを利用するには、次の手順でアカウントの取得を行います。
  1. Googleアカウントの取得
    • Googleのホームページにアクセス (http://www.google.co.jp/
    • 画面右上の[ログイン]をクリック
    • 「アカウントを作成」をクリックしユーザー情報を登録

    ※既にGoogleアカウント取得済みの方はこの作業は省略します。

  2. Googleアナリティクスアカウントの取得
    • Googleアナリティクスのホームページにアクセス (https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
    • 画面右上の[アカウントを作成]をクリック
    • アカウント情報を登録し、[トラッキングIDを取得]をクリック
    • 利用規約を「日本」に設定し、[同意する]をクリック
    • 「トラッキングID」と「トラッキングコード」が表示
2.トラッキングコードの設置
  Googleアナリティクスの利用登録をすると「トラッキングコード」が発行されます。
トラッキングコードは「Javascript」のプログラムで、<script>〜</script>で囲まれています。 この部分をコピーして、サイトのページに設置します。

なお、トラッキングコードは、Googleアナリティクスの画面からいつでも確認できます。

「管理」−「トラッキング情報」−「トラッキングコード」画面


トラッキングコードをホームページに設置する方法をご紹介します。
  1. トラッキングコード(上図の<script>〜</script>)をコピー
  2. トラッキングコードをHTMLの</head>タグの直前に貼り付け保存
  3. トラッキングコードを設置したページをサーバーにアップロード
1.と2.の操作は、分析したい全ページに対して行います。分析ページが多い場合は作業が大変なので、徐々に設置しても良いかもしれませんね。

では、正しく設置されているか確認する方法を2つご紹介します。
24時間以内に反映されるので、設置後少し時間をおいて確認してください。
  1. 「管理」−「トラッキング情報」−「トラッキングコード」画面のステータスを確認

    「トラフィックデータを受信しています」と表示されれば認識されたことになります。


  2. リアルタイムのトラフィックレポートを確認
    (「レポート」−「リアルタイム」−「サマリー」画面で現在のアクセス数を表示)

    (または、上図の「リアルタイムのトラフィックレポート」クリック)

3.デフォルトページの設定
  ホームページのトップページは、「index.html」ページで始まり、ブラウザのアドレスバーにURLを入力する際、「index.html」は省略可能です。このページをデフォルトページといいます。

例えば、「http://www.pc-advice.jp」と入力しても、「http://www.pc-advice.jp/index.html」と入力しても同じページが表示されます。しかし、入力したURLが違うので、Googleアナリティクスは別のページと認識して別々に集計してしまいます。

これを防ぐため、次の方法で「デフォルトページの設定」を行います。
  1. 「管理」−「ビュー設定」をクリック
  2. 「デフォルトのページオプション」に「index.html」と入力
  3. 「保存」ボタンをクリック

4.自分のアクセスを除外する
  自分のサイトを一番良く見るのは自分自身ということがよくあります。その場合、自分自身のアクセスが計測されると正しいユーザーの計測はできません。そこで、自分自身のアクセスを測定しないようにするため、次の設定を行います。
  1. 「管理」−「フィルタ」をクリック
     
  2. 「フィルタを追加」ボタンをクリックし、次の情報を設定(下図参照)
    • フィルター名を入力
    • フィルターの種類: 「定義済み」を選択
    • 種類: 「除外」を選択
    • 参照元かリンク先: 「IPアドレスからのトラフィック」を選択
    • 式を選択します: 「等しい」を選択
    • IPアドレスを入力 (プロバイダーに確認してください。)
    • [保存]ボタンをクリック


このほかにも、Googleが提供するブラウザーの拡張機能「Google Analytics オプトアウト アドオン」を利用して、そのブラウザからのアクセスを除外する方法もあります。状況に応じて利用してください。


これでGoogleアナリティクスの分析を開始できます。準備作業が必要で少々難しいですが、それでも試してみようという方は、ぜひチャレンジしてください。




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