第9回 サポートセンターの利用
(困ったときに役に立つ)
1.ユーザー登録 |
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パソコンを使っていると様々なトラブルがあるものです。「インターネットが繋がらない。」「昨日まで普通に使っていたのにソフトが起動しなくなった。」「日本語入力が変?」など、経験したことはありませんか?
そんな時ぜひ利用していただきたいのが各メーカーのサポートセンターです。
サポートセンターを利用するには、まずユーザー登録が必要です。パソコンやソフトを購入するとユーザー「登録ハガキ」が入っています。メーカーによりFAXやインターネットからもユーザー登録ができます。
ユーザー登録はそのソフトの正規ユーザーであることの証明になります。正規ユーザーでなければサポートセンターのサービスを受けることはできません。ハードでもソフトでも購入したら必ずユーザー登録しましょう。
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2.サポートの分類 |
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一昔前、パソコンユーザーはごく一部のパソコンに精通した人だったので、サポートセンターの人も専門用語を使っていました。初心者ユーザーからはサポートセンターの人の話が難しくてよく解らないという声も聞かれていました。
ところが今では、初心者ユーザーが多いので、サポートセンターの人も解り易い言葉で親切に対応してくれます。また、サポートセンターにより365日対応してくれところもありとても便利です。何か解らないことがあったら、思い切ってサポートセンターに電話してみてください。
トラブルが起きたとき、どのサポートセンターに問い合わせたらよいか分からなかったら次の表を参考にしてください。
トラブルの種類 |
問い合わせ先 |
ハードウェア (パソコン、周辺機器など) |
購入したハードのサポートセンター |
ソフトウェア (インストール済みのもの) |
パソコンにインストール済みソフトは、パソコンのメーカーにより対応が異なります。基本的にWindowsや日本語入力のトラブルはハードのサポートセンターへ。 それ以外のソフトは、ハードのサポートセンターに問い合わせ、指示によりソフトのサポートセンターへ。 |
ソフトウェア (単独購入したもの) |
購入したソフトのサポートセンター |
インターネット (接続、HP、メールなど) |
プロバイダーのサポートセンター または、パソコンメーカーのサポートセンター |
ウィルス (予防、感染など) |
ウィルスソフトのサポートセンター
ウィルスソフトがパソコンにインストール済みの場合は、パソコンメーカーまたはウィルスソフトのサポートセンター |
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3.サポートセンターの形態 |
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サポートセンターにより対応が異なります。無期限で無償対応してくれるところ、無償対応は90日間と期限のあるもの、何件までは無償対応と回数制限のあるところ・・・とさまざまです。利用規定を確認の上、うまくサポートセンターを利用しましょう。
ここに、いくつかのメーカーのサポート利用規定の例を挙げます。
メーカー |
対象商品 |
利用規定
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NEC121 コンタクトセンター |
NECのパソコン 周辺機器 ソフトウェア |
・セットアップ、Windowsの基本操作、インター
ネット接続、トラブルなどの相談(無料)
・お客様登録が必要。 ・電話サポート予約サービスあり |
Azbyテクニカル センター |
富士通 FMVパソコン |
・無料技術相談(10件目まで)
・有料(2,000円/1件)技術相談(11件目より)
・お客様登録が必要。 ・ホームページよりサポート予約可能 |
Word、Excel |
・基本的な操作支援(有料:3,000円/1件) ・お客様登録が必要。 ・ホームページよりサポート予約可能 |
マイクロソフト |
Office 2000 Office XP |
・セットアップ、インストールの問い合わせ 無期限で無償対応 ・基本操作の問い合わせ 単体製品: 2件まで無償 統合製品: 4件まで無償 ・プロダクトIDが必要 |
※ Office 2000のサポート規定は、初めて問い合わせした日から起算して90日間無償でしたが、 2002年12月より上記のように変更になりました。
パソコンを使っていると分からないことは結構でてくるものです。私はハードやソフトを購入するたびに必ずサポートセンターに問い合わせをします。皆さんもサポートセンターをうまく活用してください。
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