新年あけましておめでとうございます。
ここ2年間、様々な仕事に恵まれ充実した年でしたが、ここで少し仕事の質を変えていかなければいけない時期ではないかと考えてはじめています。
まず最初に、新たな出会いを作ってくださった方々に感謝をこめて昨年を振り返ってみたいと思います。
Accessによる自社システム構築支援
以前から取り組んでみたい仕事の中に、Accessによる自社システム構築支援があります。
私はかねてから「End User Computing」を推進しており、その究極の形が Accessによる自社システム構築だと考えているからです。
ただし、その実現には様々な条件が必要です。
1.Access を習得する素養があり、仕事に精通した社員がいること
2.システム構築に適した題材があること
3.理解のある管理者がいること
ある日、「ACE32」というデータベースソフトで自社構築したシステムを使っている企業から、「ACE32」から「Access」へ切り替えたいというご相談をいただきました。
なぜ私なのかと尋ねると、「ACE32」というキーワードでネット検索したところ私のホームページの職務経歴書がヒットしたからとのことでした。たしかに、以前に「ACE32」のシステムサポートをしていたことがあります。
その企業は社内の方が作成したソフトを使っているので、自社構築にも理解があります。私の提案に同意していただき、まず Access の講習を行い、一緒に構築することになりました。
社員の方が通常業務の傍らで取り組んでいるので、なかなか時間がとれず中断している状況ですが、今年はぜひ「Accessによる自社システム構築」を実現したいと思っています。
そして、Access を使って自社システムを構築する企業がもっと増えることを願っています。
「業務ソフト&エクセル・アクセス連携」セミナーの企画
ゴールデンウィークに1通のメールが届きました。
多品種少量の商品を扱い、かなり早い時期からパソコンを導入し販売管理ソフトを利用している方からでした。その方は、販売管理のデータをAccessに変換して、何年間もの売上データから得意先に出した商品価格を調べるために検索システムを独学で作られました。
(売上)データをデータベース化することの重要さ、付加価値を実感し、業界の方にも伝えたいということで、組合の研修としてパソコンセミナーのご相談をいただきました。
内容をじっくり打ち合わせ、次のことを主体とするセミナーを企画し10月に実施ました。
1.市販の販売管理ソフトで「見積り〜売上〜請求〜回収」までシステム化できる
2.販売管理ソフトから売上データをExcel出力することでデータ加工ができる
3.さらに Accessに変換することで、ボタン1つで定型作業が実行できる
お客さまの要望に合わせたセミナー企画は初めての試みでしたが、とても勉強になり有意義な研修となりました。これからもより実務に則した講習やコンサルティングを行っていきたいと思っています。
今年は、その第2弾として「Accessでデータ検索」するセミナーを企画しています。
求職者と企業の架け橋となる
2001年より担当させていただいている東京商工会議所江戸川支部のパソコン講習も7年半の間に延べ593回を数えることとなりました。
このパソコン講習で多くの中小企業の方々にパソコンの便利さを伝え、パソコン活用の底辺アップに少しは貢献できたのではないかと思っています。
そこで、次なるステップに進んでいく時期であると思うようになりました。
一昨年より、葛飾区の産業振興会館「テクノプラザかつしか」で毎週金曜日(12:00〜20:00)に実施されているパソコン活用相談を担当させていただいています。
そこでは葛飾区在住・在勤の方にパソコンを解放して活用していただいています。
◆高齢者の方が、自治会・サークルなどの資料作成、写真整理のために
◆求職者の方が、履歴書や職務経歴書作成のために
◆就職や仕事でパソコンスキルが必要な方が、自学習のために
◆インターネットを利用したい方が、ネット検索、ネット閲覧のために
実に様々な方が様々な用途で利用されています。
その中でも、仕事に就くためにパソコン技能が必要ということで通われている方も大勢いらっしゃいます。
今年は、ぜひその求職者の方と企業の架け橋となるような仕事に関わりたいと思っています。せっかく”葛飾区”の仕事をしているので、もう1歩、”葛飾区”の企業との繋がりを持てれば何か道が拓けていくような気がします。
まだまだ漠然とですが、そんな風に考えています。
昨年は当ホームページのリニューアル、ビジネスホテルと美容室のホームページ作成も担当させていただきました。これからは、ホームページ作成も含め、中小企業のお役に立てること、仕事に就きたい人のお役に立てることを意識して行動していきたいと思っています。
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