病院併設の介護施設に思う事

母は介護付有料老人ホームに1ヶ月半入所しました。
そこは、24時間看護師常駐、クリニック併設と、医療に特化した施設でした。

尿路感染症がやっと回復したばかりで、入院していた病院から紹介された施設でした。入所時には褥瘡があり、その手当をしてもらうことが必要だったのです。

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「ショートステイ」のすすめ

在宅介護している方にお勧めしたいサービスが「ショートステイ」です。
日帰り通所介護サービスの「デイケア」に対し、「ショートステイ」は短期的に施設に入所して介護・支援が受けられるサービスです。

在宅介護の場合、介護する方への負担は大きなものになります。
外出しなければならない用事ができた時、介護する方が疲れていたり体調が悪い時、たまには息抜きしたい時などの利用をお勧めします。

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我儘は大きな心で受け止める!

先日ラジオから介護相談の話が流れてきました。

お母さまの介護をしている際、お母さまは娘さんに辛く当たるというのです。
娘さん曰く「周りの人には優しいのですが、私に対しては怒るのです。」
すると回答者の方は、「それはお母さんが甘えて、当たっているのです。お母さんにとって我儘で当たる人がいるという事は幸せなことだと思います。」と言っていました。

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特養の形態と費用

特別養護施設には、「従来型」と「ユニット型」があります。

●従来型は、4人部屋(多床室)が主流ですが個室もあります。

●ユニット型は、全室個室で10人位の少人数グループに分かれ介護されます。ユニット毎に共有スペースを設け、ユニット毎の介護なので、入居者に合わせたケアがしやすいというメリットがあります。

特養は入居一時金はかかりません。月々かかる「住居費」と「食費」ですが、「住居費」については、「ユニット型個室」「従来型個室」「多床室」に分かれています。

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特別養護施設に入所するために

母は病院の紹介で介護付有料老人施設に入所しましたが、家から遠く利用料金も高いので、家の近くの特別養護施設に移りたいと思っていました。

特別養護施設は地方自治体や社会福祉法人が運営する施設で、略称の「特養」と呼ばれています。介護保険の適用により自己負担額を抑えることができ、長期間の入所も可能なので、希望者が多く、なかなか入所できないと聞きます。

特別養護施設に入所するには次の条件があります。

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介護保険「利用者負担段階」

介護施設に入所すると、介護サービス費用の他に居住費、食費を負担することになります。公的介護施設の場合、居住費と食費は、利用者の所得状況(利用者負担段階)により、負担限度額が設定され、料金が軽減されます。

<利用者負担段階>

●第1段階: 住民税世帯非課税の老齢福祉年金・生活保護受給者
●第2段階: 住民税世帯非課税で年金と所得合計が80万円以下
●第3段階: 本人・世帯全員が住民税非課税で第2段階以外
●第4段階: 同じ世帯内に住民税課税

認定のない場合は「第4段階」になり、第1段階~第3段階の方は、認定を受ければ居住費・食費が軽減されます。

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介護施設の種類

1ヶ月以上寝たきりの入院が続いたため、歩くなど今までできていた日常生活ができなくなり、介護施設入所を検討し始めました。

介護施設は大きく分けると、社会福祉法人や自治体が運営する「公的施設」と、民間事業者が運営する「民間施設」があります。(「有料老人ホーム」など「有料」と名称が付くものは民間施設です。)

民間施設は入居は比較的容易ですが、入居費用が高いため、私たち家族は公的施設である「介護老人保険施設(老健)」と「特別養護施設(特養)」について検討しました。

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